苞(つと)という言葉に込められた意味 「苞(つと)」という言葉には、山から持ち帰る土産物という意味があります。 山の恵みをそっと包み、大切な誰かに手渡す── そのような日本人の所作と季節感を映した言葉といえるでしょう。 福壽堂秀信の「山の苞…
今年の中秋の名月は、10月6日(月)。 近年は9月に訪れることが多く、まだ暑さの残るなかでのお月見が続いていましたが、 2025年は2020年以来の10月の名月となります。 涼やかな空の下で、久しぶりに「秋らしい」お月見が楽しめそうです。 …
年に二度訪れる「お彼岸」は、ご先祖様に感謝の気持ちを伝える大切な期間。 忙しない日常から少し立ち止まり、手を合わせる── そんなひとときに寄り添う贈りものとして、和菓子が古来より愛されてきました。 お彼岸は、春分・秋分の日を中日として前後3…
9月20日からは「秋のお彼岸」。ご先祖様を偲び、感謝を伝えるこの季節── 福壽堂秀信では、関西ならではの「彼岸団子」をご用意しております。 お彼岸とは? 「彼岸」とは、仏教で説かれる“悟りの世界”──すなわち煩悩や迷いを離れた理想の境地を指…
暦の上では秋を迎え、敬老の日やお彼岸が近づいてきました。 朝夕にほんのりと涼しさを感じる日も増え、少しずつ季節の移ろいを感じるこの頃── 福壽堂秀信では、そんな秋の始まりにぴったりの和菓子『季乃實(ときのみのり)』をご用意いたしました。 『…
秋の気配が深まる頃、ふと食べたくなる「栗しぐれ」。 ほろりとほどける独特の食感と、やさしい甘さの中に広がる栗の風味は、まさに秋を告げる和菓子です。 村雨(むらさめ)は、こし餡にもち米粉などを加えて蒸し上げた、そぼろ状の生地が特徴の和菓子です…
投稿日:2025年8月下旬|カテゴリ:季節のお菓子 8月の終わり。 まだ汗ばむ陽気が続く中にも、ほんのわずかな風の変化や、夕暮れの色に、秋の足音を感じるようになりました。 百貨店の店頭を彩る菓子や果実にも、季節のうつろいはそっと映り込みます…
投稿日:2025年8月吉日|カテゴリ:季節のこと お盆と和菓子のおはなし 帝塚山本店では、お盆の時期だけお出しする、特別なお団子をご用意しております。 一般には、十三日の夜に迎え火を焚いて祖先の御霊をお迎えし、十六日に送り火を焚くとされてい…
盆菓子「落雁(押物)」──召し上がってこそ本物です 投稿日:2025年8月|カテゴリ:和菓子のこと 「落雁って、お砂糖のかたまり?」 そう思っている方も多いのではないでしょうか。 子どもの頃、八幡さんでもらった「押しもん」は、なんだか味が薄…
投稿日:2025年7月中旬|カテゴリ:季節の菓子 職人の技が息づく涼菓──水羊羹・抹茶水羊羹 夏も本格的な暑さを迎える頃、和菓子屋の店頭には水羊羹が主役のように並び、涼やかな佇まいで私たちを誘います。 もともとは、釜の底に残った餡を薄めて寒…